資産形成のチャンスという意識

相続支援ラボ

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 かつて、人々は、バブル時代までは終身雇用で給料は確実に増え、土地は持っているだけで値段は上がり、
お金は銀行や郵便局に預けているだけで利息がたまっていく、という右肩上がりの経済の中で暮らしていました。
しかしこのような状況は、遠い昔のことであり、現在は、家計の収入は増えず、資産価値は上昇しないという
デフレ経済の中にあります。多くの一般家庭は経済的にはかなり苦しいという感覚を持つようになり、年々
負担が増す子供の教育費やマイホームのローンの支払いに頭を痛めながら、さらに自分たちの老後の生活に
対する漠然とした不安を抱えています。そのような多くの人たちにとってみれば、親の財産を相続することが、
人生最後の資産形成のチャンスとなります。
 親の遺産が「マイホームと多少の預貯金」という一般的なケースで見ても、遺産額を金銭に換算すれば、
数千万になることも普通です。「退職金がなくても親の遺産あり」という川柳もあります。一般の中小企業の
サラリーマンであれば、退職金よりも大きな金額となる資産を、一時的に所得することになりますので、
相続を資産所得のチャンスとして「これだけあれば多少の生活が楽になる」「もらえる権利があるなら
是非もらいたい」「できれば少しでも多くもらいたい」と考えることも、無理はありません。相続人は
もちろんの事、その配偶者や子供たちの多くも同じように考えているとすれば、遺産の分配方法にトラブルが
発生するのは必至です。
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